HOME


フロントブレーキ オーバーホール

■■生命にかかわることですので自己責任において実行してください!■■

 *Blogのほうも参考にしてください

 リヤブレーキに続き

 基本的手順は、
 1ジャッキUP後、たいやはずし
 2キャリパー取り外し
 3分解・清掃
 4キャリパーOH(消耗部品の交換)
 5組み付け・仮調整
 6キャリパー、タイヤ取り付け 調整

 フレアナットレンチ
 各種一般工具
 シリコングリス
 ブレーキグリス
 ブレーキクリーナー
 ブレーキフルード(ブレーキオイル)

96950-33656 フロントブレーキフレキシブルホースNo1 1540円 (2個)
04479-60020 フロントディスクブレーキシリンダキット 3000円



 



ジャッキUP後馬を掛け、タイヤをはずします。
コードは電動インパクトのものです。安物ですが結構つかえます。

ガレージが狭いのでちょっとやり辛いです。












キャリパーをはずす前に簡単に清掃します。
ここでもエアーの使用は避け、ウエスでのふき取りにします。













マスター側はラップ&輪ゴムで養生します。
こうすることでブレーキオイルをあまり漏らさずに作業できます。
写真はすでにキャリパー側をはずした状態なので、ごらんのように吸われています。


*マスター側にエアーが入るとエア抜きが大変になります。










キャリパー側です。
垂れて汚すのがいやなのでラップ&輪ゴムを使って一応養生します。

ブレーキオイルは塗膜を溶かしますので気をつけてください。
ウエス等で漏れを受けます。
取り外しにはフレアナットレンチを使用しなめないよう気をつけます。









 
キャリパーからピストンを抜いたところです。
ピストンの抜き取りはエアーを使って行います。
対向4ポットの場合、1っ箇所だけ抜いてしまうと後が続きません。
木片(ちょうど良い厚さのものを試行錯誤で探します)か、ピストンセパレーター(ピストンを戻すツール)を使って4つのピストンをバランスよく取り出します。
はずしたパットをあてがうのも有効です。
ウォータープライヤーを使う人もいますがあまりお勧めしません。
エアーの環境がない場合はピストンプライヤーを使います。
ピストンとダストシールの溝にはさびが見られました。





  [PR] ■■とても便利 ディスクブレーキツール(セパレーター)

  [PR] ■■キャリパーピストンツール(ブレーキピストンプライヤー)






うまくやって全部のピストンを取り外します。














ピストンをきれいに清掃します。
多少のさびにはペーパーを使います。
外側(キャリパーのシールと密着するほう)にはペーパーは不可、コンパウンドを使用。傷を入れるとオイル漏れを起こします。
キャリパーも当然ながらきれいにします。













はずしたダストシール、Cリング。
捨てるのにはちょっともったいない感じです。















パッドはクリーニングして再使用します。
パッド、シム、プレート、シャフト、スプリング等
きれいに。
ブレーキグリスも準備します。
ブレーキ整備に必要なのはシムや躍動面に塗布するシムグリスと、シール類などゴム部分に使用するラバーグリスの2種類を用意します。


続きます 





NEXT

  HOME