〜南の島紀行〜  NEW CALEDONIA
 



アンスバタ湾(Baie de l'A se Vata)

 

 ”天国に一番近い島” −誰もが一度は耳にしたこの言葉。南の楽園、New Caledonia。
 新婚旅行の行き先として選ばれることが多いということがそのたくさんの魅力を物語っています。
 ここではその一部を紹介しましょう。
 

 

 ニューカレドニア  

 仏領ポリネシアにある総面積約18,6000平方mの島国。首都ヌメア。本島を含む2つの島と3つの諸島からなる。1774年、キャプテンクックがこの地をはじめて訪れたとき、この島の山並みを見て故郷スコットランドのカレドニアを思い出したという伝説からそう呼ばれるようになった。ニューカレドニアというと美しい海を思い浮かべるが、以外にもその名の由来は山並みによるものであった。

 


The Pool : Le Meridien Noumea

 基本的には年間を当してさわやかな夏といった亜熱帯性気候。年間の降水量は首都ヌメアで約1000mm、東部海岸地方で2680mm。すごしやすいところである。しかしながら、れっきとした四季が存在し、冬になると長袖も必要となる。南回帰線に極めて近いため、日本とは季節が反対となる。

 ニューカレドニアが日本でこれほど知られているのは、森村桂さんの著書「天国に一番近い島」によるところが大きいだろう。その舞台となったウベア島(I.Ouve'a)には今でも手付かずの自然が残っている。雪のような純白のパウダーサンドから紺碧の空へと続くグラデーション。青く澄んだ海にはさまざまに彩られた魚たちが戯れる。ここにはカジノもディスコもないが、文明とは離れた、ゆっくりとした時間が流れていた。

 活字の苦手な人は、原田知代主演の同タイトルの映画を見るといいだろう。

  

ココティエ広場(Place des Cocotiers)

 



Le Caf'e : Le Meridien Numea

 ニューカレドニアでは、本国と同様、グルメには事欠かない。イタリアン、チャイニーズ、日本料理・・・そしてフランス料理。物価は比較的に高く、東京とさほど変わらない料金ではあるが、質の高いものとなっている。日本人にありがちな、ショートパンツにサンダル履きはタブーである。



The Restaurant : Le Meridien Numea

市外からバスで約20分、アンスバタ地区はホテルやレストラン、バーなどが並び、この島のビーチリゾートを形成している。本島に滞在するなら、この地区のホテルをチョイスするのが賢明だろう。たいていのホテルがプライベートビーチを持ち、カジノやバーといった施設も充実している。その中でもおすすめなのが”ル メリディアン ヌメア”だ。ここで紹介している写真の多くもそこで撮影したものである。白とブルーを基調とした室内は快適の一言である。




Entrance : Le Meridien Noumea

 ニューカレドニアでの過ごし方は何も観光だけではない。ウィンドサーフィンやダイビングといったマリンスポーツも盛んである。特にダイビングにおいては世界で2番目に大きいバリアリーフが存在する。他にも、生きた化石と呼ばれるオウムガイなど、われわれを魅了してやまないものが多い。ここではその美しい海に驚かされた。もし、時間に余裕があるのなら、イル・デ・パン(Ile・des・Pine)などの離島でのダイビングもいいだろう。本島とはまた違ったグランブルーの海があなたを迎えてくれるはずだ。



Le Grand Bleu(Marine Sport Service)



  国名:Nouvell Cale'donie (フランス領ニューカレドニア)
  ビザ:30日以内の滞在はビザ不要
  通貨:単位はフレンチパシフィックフラン CFPと略す1CFPは約1.2円
 チップ:チップの習慣はない
  時差:日本より2時間早い
  水 :水道の水は安心して飲める
  電気:220V,50Hz 2穴丸型のソケット フランス本国と同じ
  言葉:公用語はフランス語